リップルの決済システム「xRapid(エックス・ラピッド)」を利用開始
- 2018.10.06
- アルトコイン
9月にXRPは30円前後から一気に倍以上まで上がり、またイーサリアムの時価総額ランキングでは2位まで上がりました。現在は60円前後を行ったり来たりしています。
そして、ついに米Ripple社が決済システム「xRapid(エックス・ラピッド)」を3社が利用開始しました。
xRapid is going into commercial production. @mercury_fx_ltd, @Cuallix and Catalyst Corporate Federal Credit Union will be the first to make on-demand cross-border payments on RippleNet using #XRP. https://t.co/dQ02J4vdBl
— Ripple (@Ripple) 2018年10月1日
xRapid(エックス・ラピッド)とは
国際送金をする時、一旦仮想通貨のリップル(XRP)に変換します。そして、相手が受け取る時、相手先の通貨にまた変換させて送金します。
xCurrentではXRPを使いませんが、xRapidは送金時でのブリッジとして実際にリップル(XRP)を使う事になります。
国際会議SWELLでの発表
先日の国際会議「SWELL 2018」でリップル社のCEOブラッド・ガーリングハウス氏がxRapid(エックス・ラピッド)について発表したのです。
xRapidの提携先は
MercuryFX(イギリス) | 国際送金サービス |
Cuallix(メキシコ) | アメリカとメキシコ間での国際送金サービス |
Catalyst Corporate Federal Credit Union(米国) | アメリカにおける金融サービス |
従来の国際送金では高い手数料と、送金日数も数日とかってしまします。
xRapid利用によりそれらの問題を解決し、国際決済サービスなどで使いやすさやコスト削減、送金スピードを早くする事が出来ました。
実際にxRapidを使用すると通常の手数料より40〜70%も安くなり、平均2〜3日かかる送金に、わずか2分で送る事が出来るのです。
トランザクションは end-to-endで追跡する事が出来、その結果は国境を越えた支払いで、これまで以上に低料金で迅速に送れるのです。
※ end-to-endとは
コンピューターや電話などの通信ネットワークで、通信が行われる二者を結ぶ経路全体、またはその両端のこと。
まとめ
国際会議「SWELL 2018」前ではリップル(XRP)は価格は高騰するとも思われていたが、実際は会議前に大きく高騰し、会議の終わりには売れ下がりました。
しかし、リップルを使った国際送金決済システムxRapid(エックスラピッド)の利用開始で、期待が高まっています。これからxRapid(エックスラピッド)を使う銀行が増えてくれば、リップル(XRP)の取引も増えていくと思われます。
様々な大企業との提携をしているリップル(XRP)は他の仮想通貨とは一線を画すプロジェクトに期待も高いです。
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