【仮想通貨】traid.io盗難でTIOトークンがフォークへ

【仮想通貨】traid.io盗難でTIOトークンがフォークへ

仮想通貨取引所traid.ioでコールドウォレットに保管されていたTIOトークンが盗難されたと、2018年10月21日に公式で発表されました。

コールドウォレットに保管されていた5000万TIO(約9億円相当)が盗難されたと言われていましたが、完全にアクセスされたのは100万TIO(約2千5百万相当)だそうです。

 

TIOトークンは、仮想通貨取引所traid.ioの取引所トークンで、Bancor、 Gate.io、 Kucoin、 HitBTCでも取引をされていました。しかし、今回の盗難でBancor、 Gate.io、 Kucoinでは取引のみならず、入出金も出来ないようになっています。HitBTCのみそのまま取引が行われています。

そして、trade.ioはTIOトークン保有者を保護するために、TIOをフォークすることになりました。

 

TIOトークンフォークの内容

 

ステッカーの変更TIO  → TIOx

期間:2018年10月24日ニューヨーク時間の終日まで

取引開始日:2018年10月31日からtraid.io取引所でTIOxトークンで取引を再開する

 

フォーク中は、すべてのTIOトトークンの入出金は無効となり、フォーク後はすべてのTIOトークンは、同じ保有数でTIOxを受け取る事になります。すべてのTIOxが配布されると、(フォークの後24時間以内に)、取引所と流動性プールの両方で入出金が再開されます。その時点でTIOトークンにはアクセスできなくなり、使えなくなります。

 

仮想通貨取引所traid.ioでは、10月31日から取引を開始するんですが、じゃあKucoin等の他の取引所や自分のウォレットに入れている人はどうしたらいいのですよね。

その場合も想定してtraid.ioはTIOトークン保有者すべてに、対策を出してくれました。

 

外部のERC-20対応のウォレットにTIOを入れている場合

 

2018年10月21日EST15:00時(日本時間2018年10月21日01時)のスナップショットでTIOxトークン数が決定し、スナップショットの時点で、HitBTC&gate.ioを除く取引所または外部ウォレットにあるTIOトークン保有者はTIOxを受け取る事が出来ます。

スナップショットの前に行われた取引(取引、譲渡など)はそのまま残り、スナップショット後に発生したトランザクションや送金は反映されません。

 

KucoinでTIOを保有している場合

 

KucoinにあるTIOはすべてTIOxに交換され、ユーザーがTIOxを引き出しして、trade.io取引所で入金や取引が出来るようになります。

 

 

 HitBTCまたはgate.ioでTIOを保有している場合

HitBTCもgate.ioはtraid.ioのフォーク等に対応もらえない為、TIOxを受け取る事が出来ません。その為、TIOトークンをこれらの取引所のいずれかに持っている場合は、tioxclaims@trade.ioまで問い合わせしないといけません。

 

Bancorでの取引は自分のウォレットを使って取引が出来るので、特に注釈がありませんでした。

 

さて、TIOトークンなのですが、この盗難で価格を大きく下げましたね。

TIOxトークン発行で価格は戻るのでしょうか!?

 

 

今回の盗難ではコールドウォレットからの盗まれたという事ですが、今だ犯人は見つかっておらず、traid.ioでも情報提供を呼び掛けていて、逮捕につながる情報提供者には25万ドルの賞金を出すそうです。

TIOトーク保有者の人は保有場所によって対応が違うので、早めに確認をしておきましょうね。

 

参考資料:https://medium.com/@trade.io/important-update-tio-tiox-fork-1be3df8f0394

 

 

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