仮想通貨Factom(ファクトム)公式ウォレットFactom Enterprise Walletの作り方

仮想通貨Factom(ファクトム)公式ウォレットFactom Enterprise Walletの作り方

仮想通貨Factom(ファクトム)はこれというウォレットを見たことがなく、トレザーやレジャーナノのウォレットにも入れる事は出来ず、今の所取引所に置いているのですが、何かないなと調べてみました。Factom(ファクトム)の公式のホームページに載っていたFactom Enterprise Walletを見つけたので、早速作ってみました。

Factom Enterprise Walletをインストール

 

まずは、Factom(ファクトム)公式ホームページに行き、そこからダウンロード用のサイトに飛びます。

Mac用: enterprise-wallet-setup.dmg
Windows 64bit用: enterprise-wallet-setup-amd64.exe
Linux(Ubuntu / Debian)64bit用: enterprise-wallet-setup-amd64.deb
Linux(Redhat / Centos)用: enterprise-wallet-linux.zip

上記四つのタイプのウォレットが用意しされているのでそれぞれのパソコンに合ったものを選択しダウンロードします。

次に任意の場所にダウンロードしたファイルをダブルクリックし、ウォレットをインストールします。
(その時にディスクトップ上にショットカットも作成されます。)

注意事項が出てくるので目を通して「I read and accept the team」の所にチェックを入れ、「continue」を押します。

ウォレットが出来ましたが、「secure」(暗号化されたもの)「not secure」(暗号化されていないもの)2つを選択するようになっています。公式ではセキュリティを大幅に向上させる「secure」の方を選択するよう勧められています。ただし、「secure」の方は、ウォレット内で回復パスワードを取得する方法はないため、リカバリーフレーズをバックアップしないといけません。

 

パスワードの設定

 

バックアップをとる

 

 

注意事項が出てくるので、紙とペンを用意して「continue」を押す。

 

12のバックアップフレーズが出てくるので紙に書いていきましょう。

書き終えたら「continue」を押します。

 

 

先程書いたバックアップフレーズを12語入力していき、「verify」を押します。

 

「Transactions」を押すと、最初の画面に戻ります。

ブロックチェーンの同期が遅い

これで終わりですが、実はFactom Enterprise Walletは起動するたびにブロックチェーン全体をスキャンするため、ブートアップに大変な時間がかかるそうです。公式ではでSSDで約30分程かかるそうです。
私のパソコンはSSDでない為にかなり時間が経ったのですが、下記のようにまだまだの状態です。

ブートストラップ経由でファクトムを開始

最初の70kブロックをHTTP経由でダウンロードすることで、これを迅速に行うことができます。
ここからブロックチェーンをダウンロードすると、zipファイルをホームディレクトリに展開し、次の場所にファイルが作成されます:

〜/ .factom / m2 / main-database / ldb / MAIN / factoid_level.db /

新しく作成された.factomフォルダは、MacおよびLinux上の不可視フォルダです。そのため、ターミナル経由でブラウズしないと表示されません。Macでは、FinderでGo / Go to Folder …を使用し、〜/ .factomと入力してコンテンツを表示することもできます。

最初のファクトド・ブート処理時に100%同期した後は、少なくとも1回は再起動する必要があります。連続して再起動すると、再起動する必要はありません。

 

まとめ

ウォレットを開くとブロックチェーンのを同期するのに時間がかかる、そしてダウンロードを早くする為にはめんどくい作業を必要とします。ウォレット作りまでは簡単に出来るのですが、マイイーサウォレット(MyEtherWallet)やブロックチェーンインフォ(Blockchain.info)、そしてハードウォレットに比べると正直使い勝手が悪そうかなと思いました。
ブロックチェーン同期の所を早く出来るよう改善してもらえると使い勝手がよくなるのではないでしょうか。