【仮想通貨取引所】Bancor(バンコール)7000ペアの交換が可能/ハッキングで安全性は?
- 2018.08.02
- 取引所
分散型仮想通貨取引所のBancor(バンコール)ではBTC(ビットコイン)、ETH(イーサリア)、USDT(テザー)等に一旦交換しなくても、保有通貨をリストに載っている好きな通貨へ直接ウォレットから交換することが出来ます。
以前よりコインも増え、現在100以上のトークンがリストされていて、7000ペアの組み合わせが可能となっています。かなり増えましたよね。
Bancor取り扱い通貨
Bancor で取引量の多い上位通貨
Colu Local Network(CLN),Basic Attention token(BAT)
取引所トークン
Bancor Network(BNT)
Binance Coin(BNB)
traid.io(TIO)
UpToken(UP)
また、Bancor(バンコール)の取引所トークン、BNTですが、Binance(バイナンス)やOKEx、BitForex(ビットフォレックス)等の取引所でも取引できるようになっています。
BNTはBancor(バンコール)でハブとなるネットワークトークンですが、Bancor(バンコール)取引所以外でも取引が出来るので流動性のある通貨と言えるでしょう。
バンコール(Bancor/BNT)のハッキングで安全性は?
2018年7月9日に、Bancorはセキュリティ違反の為、約2350万ドル相当の仮想通貨(イーサリアム、PundiX、BNT)が盗まれました。その後、1000万ドル相当のBNTが直ちに回収さました。
盗まれたBNTをハッカーが清算する前に1000万ドルをすぐに回収するために、公開された Anti-Theft Overrideを使ってBNTを凍結させました。緊急時にこの盗難防止機能を使用すると、Bancorの分散型流動性ネットワークは実際に分散されていないことになります。
Bancor(バンコール)は分散型の流動性ネットワークの取引所ですが、この盗難では今回判断は正しかったと思います。盗難などの緊急時にBancor Networkを保護するために必要な措置だと思います。
また、Bancor(バンコール)はユーザーの資金を保有もアクセスもしておらず、ユーザーの資金は損なわれなかったので、Bancor(バンコール)が攻撃にあっている間やその後のメンテナンス期間中でも、いつでもプライベートウォレットにアクセスして資金を移転することができました。
分散型流動性ネットワークのBancor(バンコール)は非中央集権型取引所ではありますが、緊急時には安全に私たちの資産を守ってくれているので安心して取引ができるのではないでしょうか。
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