仮想通貨ウォレットGinco(ギンコ)Bitcoin対応で本格リリース

仮想通貨ウォレットGinco(ギンコ)Bitcoin対応で本格リリース

2018年4月24日に日本発の仮想通貨ウォレットアプリをBTCも対応させ本格リリースされました。
それ以前に、2月にリリースしたベータ版でのイーサ(ETH)、3月にはアップデートによるイーサリアム上のトークンERC20系通貨9種、ブロックチェーンを使ったVR空間アプリケーション「Decentraland」内の仮想通貨MANAに対応しています。

取り扱い通貨

Ethereum(ETH),Bitcoin(BTC),Ox(ZRX),Augur(REP),DigixDAO(DGD),EOS(EOS),Kyber Network(KNC),OmiseGO(OMG)
Status(SNT),TRON(TRX),ZILLIQA(ZIL),Decentraland(MANA)


順次対応通貨
Bitcoin Cash(BHC)、Litcoin(LTC)、モナコイン(MONA)(2018年5月~6月)
リップル(XRP)、ネオ(NEO)、リスク(LISK)(今年中)

 

Gincoは日本語での仮想通貨の入金・送金・管理が出来、取引所から送金した仮想通貨の保管、飲食店やECサイトでの決済、個人間での仮想通貨のやり取りなどに利用できます。
現在はiOS版のみのリリースでAndrod版は近日リリース予定です。

Gincoの利点

秘密鍵を端末で管理するクライアント型ウォレットです。
日本語インターフェイスなので日本人に理解しやすい。また、バックアップキーの12個の単語も日本語表示でされている。
デザインもシンプルで使いやすい物になっていて、初心者でも操作しやすい。

今後の展望

bitFlyerやZaif等の中央集権型取引所ではなく、DEX(Decentralized EXchange:分散型取引所)やDapps(Decentralized Applications:分散型アプリケーション)への接続機能を拡張していくそうです。
DEX(Decentralized EXchange:分散型取引所)とは、管理する主体がなくても機能するブロックチェーンを活用して、個人同士で取引を行うことが可能な取引所です。
Dappsはブロックチェーンを用いた分散型アプリケーションの総称になります。

イーサリアム・ブロックチェーンベースのトークンでVR空間に土地が買えるDecentralandや、Dapps開発が盛んな海外のブロックチェーンの会社と組み、Dappsとの接続を進めていきます。

将来的にはDappsで得た仮想通貨がウォレットに入ってくるよう連携したり、ウォレット内で各種仮想通貨間の両替等も出来るようにするそうです。

 

実際にiPhoneにGincoウォレットを入れてみました。

 

Gincoウォレットアプリの使い方

 

最初の設定

アプリを入れて、ユーザー名と6桁のパスワードを入力するとすぐ使えるようになります。

バックアップの取り方

赤丸の所を押します。

セキュリティー設定を押し、次にバックアップを実行を押すと12語のバックアップフレーズが出てくるのでそれを書き留めます。
すべてひらがなで書いてあります。

Ethereum(ETH)の受け取り画面

まとめ

初めて見ても直感的に分かるようなシンプルなデザインになってます。
初心者の方、海外物のウォレットが分かりにくい、また英語が苦手っていう方には使いやすいのではないでしょうか。
Gincoが取り扱っている9種類のERC20系通貨を持っている人でオンライン型のウォレットでなく個々の端末にしか資産へのアクセス権を置かないクライアント型方式のウォレットに保管しておきたいって人にはいいかなと思います。