レジャーナノS(Ledger Nano S)でリップルのウォレットをインストール

レジャーナノS(Ledger Nano S)でリップルのウォレットをインストール

コインチェックでいくつかコインを買っていたのですが、リップルも買っていて、取引所にそのまま置いたままの状態でした。
ネムがハックされコインチェックでネム以外のコインも引き出すことが出来ず、不安な日々が。
ビットコイン以外の通貨を自分のウォレットにに入れず取引所に置いておいたのは失敗でした。
やっぱりハードウォレットに入れとかないといけないなとあの時は痛感しました。
という訳で再開されるまでにすぐに引き出せれるようリップルを入れる事の出来るハードウォレット、レジャーナノS(Ledger Nano S)を買う事にしました。

購入先は、レジャーナノS(Ledger Nano S)の公式サイトで買おうかと思いましたが、公式日本正規代理店サイト(株式会社EARTH SHIP)もある事を知りどちらかで買おうと思いました。

公式サイトでの購入だと79€で現在価格で1万ちょっと、EARTH SHIP社でだと15800円と5000円程違ったのですが、EARTH SHIP社で購入した場合、日本語のサポートを受けれるというのと早く手に入るという事でこちらで購入を決めました。
以前のレジャーナノSを持ってたのですが、トレザー(ハードウォレット)と比べると少し扱いにくいなと感じたのとファームウェアアップデートの時うまく出来なかったので分からない時に聞くことが出来るのがいいなと思いました。

 

まずは、初期設定の前にオーナー登録のお願いと書いてある用紙があるのでそちらの指示に従って、オーナー登録をしておきましょう。サポートを受ける時、シリアル番号が必要になります。

「Ledger Nano S」の初期設定

付属のUSBケーブルを使って、Ledger Nano S本体とパソコンをつなぎます。

すると、Ledger Nano Sの画面に「welcome」と表示されます。

次に、「Press both buttons to begin」が表示されますので、左右両方のボタンを押します。

※両方のボタン同時押しは決定
左ボタンは戻る
右ボタンは進む

「Configure as new device?(新しいディバイスとして設定しますか?)」と表示されるので右ボタンを押します。

「Choose a PIN code (PINコードを選択)」が出てくるので両方のボタンを押します。

この画面が出てきたら、任意のPINコードを4桁~8桁で設定していきます。
左右のボタンで数字を大きくしたり、小さくしたりしながら決めた数字が出たらその都度両方のボタンを押して1つづつ決めていきます。
以前持っていたLedger Nano Sは4桁までしか設定できませんでしたが、こちらのものは8桁まで出来るようになりました。
※PINコードはパソコンとLedger Nano Sをつないだ時毎回必ず必要なものなので必ず控えておいて下さい。

PINコードの設定が終わると「Confirm your PIN code (PINコードを確認)」が出てくるので両方のボタンを押します。

また、PINコードを入力するよう指示がでますので先程設定したPINコードを入力します。

それが終わると「Write down your recovery phrase(リカバリーフレーズを書き留める)」と出てきます。

24個の単語が1つづつ表示されるので書き留めていきます。

Ledger nano Sの箱の中にリカバリーフレーズ用の用紙が入っているのでこちらを使ってみましょう。

最後の24個目の単語になったら両方のボタンを押すと、「Confirm your recovery phrase (リカバリーフレーズを確認)」と出てくるのでそこでもまた両方のボタンを押します。

※リカバリーフレーズは初期化された時やレジャーナノS(Ledger Nano S)本体が壊れた時復元できるので必ず間違えないように記入し、記入した紙も失くさないようにしましょう。

すると、リカバリーフレーズの確認画面になり、任意の番号が出てくるので先程メモしたものを見ながら、左右どちらかのボタンを押しながら正しい単語が出てきたら両方のボタンを押して決定します。

数回繰り返すと「Your device is now ready (あなたのデバイスは準備が完了しました)」画面に出てくるので両方のボタンを押して、初期設定は完了です。

アプリが起動しないこともあるので、この後レジャーナノS(Ledger Nano S)のファームウェアが最新の状態か確認し、必ず最初にファームウェアを更新してください。

 

ファームウェアアップデート

まずは、レジャーナノS(Ledger Nano S)本体に「Ledger Manager」のインストールをします。
インストールするためにはGoogle Chromeの拡張機能が必要です。

公式サイトのアプリの項目をクリックして、Ledger APPS画面を出し「Ledger Manager」をクリック。更に、「INSTALL」をクリックするとChromeアプリのダウンロード画面にうつりますので、アプリをダウンロードします。

アプリの確認は私のパソコンだと右上の点々縦三つある所を押してその他のツール、拡張機能を見ると先程のアプリを見つける事が出来ます。

「Ledger Manager」のアプリを開き、レジャーナノS(Ledger Nano S)とパソコンを付属のUSBケーブルでつなぎ、設定したPINコードを入力します。


後は、「FIRMWARES」または「New Firmware available」どちらかをクリックして、アップデートをしましょう。

途中、レジャーナノS(Ledger Nano S)本体にこの表示が出てくるかもしれません。
「MCU firmware is outdated.Update is mandatory. Press buttons to restart.
The device MCU must be updated using the ledger manager app. press and hold 5 secs the button close to the USB when you plug in.」(MCUのファームウェアは古いです。更新は必須です。 ボタンを押して再起動します。
元帳マネージャーアプリを使用してデバイスMCUを更新する必要があります。プラグを差し込むと、USBの近くのボタンを5秒間押し続けます。 )その時は、左のボタンを押しながらプラグを外し、さらに左ボタンを押したままプラグにつないでみて下さい。私はここで躓きました。

※レジャーナノS(Ledger Nano S)本体にインストールした各通貨のアプリ、パソコンにインストールした各ウォレットアプリ、本体のファームウェア、すべてがアップデートされる可能性があるので定期的に削除、再インストールすると確実です。

リップル(Ripple)ウォレットのインストール

まずは先程のレジャーマネージャー(Ledger Manager)のアプリを開きます。

レジャーマネージャー(Ledger Manager)のアプリ画面で「Ripple」のアイコンの右横の下向き矢印をクリックします。
すると、レジャーナノS(Ledger Nano S)本体にリップルがインストールされ、本体にリップル(Ripple)が表示されます。

続いてLedgerの公式サイトへ行きます。

アプリの項目からリップル(Ripple)のアプリもインストール。
他にも自分が保管したい通貨があればそちらも一緒に。
※ビットコイン、イーサリアムのウォレットはクロームの拡張機能でのアプリになるが、リップルのウォレットはパソコンにインストールするタイプのウォレットになります。

リップル(XRP)を送金

早速、コインチェックからレジャーナノS(Ledger Nano S)にリップルを少額送金してみました。
ウォレットに送金した金額がすぐに表示され、予想外の早い着金となりました。ビットコインのようにしばらく待ってという事はなかったです。
送金時の注意点:
送金額は20リップル以上からになります。それ以下だとブロックチェーンでアドレスが確認できない為上手く送金できません。
自分のウォレットに送るときはタグは要りませんが、取引所にタグの設定がされている場合はそのタグも入力して送金しないとリップル(XRP)を失ってしまいます。