イーサリアムのハードフォーク2019年1月に実施予定/コンスタンティノープルとは
- 2019.01.10
- アルトコイン
最新情報
2019年1月17日に予定されていたコンスタンティノープルが、脆弱性が指摘されたため、延期されました。
しかし、イーサリアムのブロックチェーン上で7,280,000番目のブロックが生成される日、2月27日前後に再度実施する予定です。
イーサリアムのハードフォーク「コンスタンティノープル」が2019年1月半ばに実施が予定されています。
今回の「コンスタンティノープル」は2018年10月の予定でしたが、2019年1月に延期されました。
イーサリアムのハードフォークは全部で4つに分けて実施する事になり、これらすべてのハードフォークによってイーサリアムの開発が完了します。
4段階のハードフォーク
第1段階 フロンティア
第2段階 ホームステイド
第3段階 メトロポリス
第4段階 セレニティ
今回の「コンスタンティノープル」は第3段階目のメトロポリスになります。
名前が違う?って思った方もいるかもしれませんが、実は第3回目のハードフォークのメトロポリスは前半と後半の2回に分けてアップデートが行われるのです。前半のハードフォークはビザンティウム、後半はコンスタンティノープルといい、今回のハードフォークは、後半の「コンスタンティノープル」になります。
それぞれのハードフォークの簡単な説明しようと思います。
第1段階 フロンティア
バグの修正とスマートコントラクトなどの機能テストでこれにより、正式に公開されました。
第2段階 ホームステイド
マイニング難易度の調整により、マイニング難易度が緩和され、トランザクションのスピードが上がりました。
第3段階 メトロポリス
前半のビザンティウムは、PoWからPoSへアルゴリズムの変更準備と2回目のマイニング難易度の調整です。後半のコンスタンティノープルは、「ProgPoW」の実装とマイニング報酬の変更を行います。
第4段階 セレニティ
PoWからPoSへアルゴリズムの完全な移行で、これですべてのハードフォークが完了します。
では、今回の「コンスタンティノープル」では具体的にどのように改善されるのでしょうか?
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「コンスタンティノープル」での改善点
現在のマイニングには、ASICを利用するハッシュレートの高いマイナーが独占している状態で、それを解消するためにASICに耐性のある「ProgPoW」が実装される予定です。
その為、一般のマイナー達も公平な環境で参加する事が出来るので、マイナーや投資家から注目されています。
それと、マイニング報酬が33%削減、つまり3ETHから2ETHへ減少します。
マイニング報酬が15秒に3ETHと多すぎる為、インフレが起こり価格の下落率が加速すると言われており、以前から議論されていました。インフレを抑えるという事で、将来的には価格の安定に繋がるという見方をする人も多いです。
さて、「コンスタンティノープル」のハードフォークなのですが、2019年1月半ばとありますが、実際はどういういった法則で時期が分かるのでしょうか?
コンスタンティノープルが行われる時期
イーサリアムのブロックチェーン上で、7,080,000番目のブロックが生成される時に実施されます。
そして、そのブロック生成が大体、2019年1月14日から18日と予測されています。
今回のイーサリアムのハードフォークで、大手取引所バイナンスやOKExでは入出金をサポートするそうです。
1月半ばあたりの送金は注意が必要ですが、ウォレットに置いておく分には特には問題なさそうですよね。
イーサリアム(ETH)の価格
1月に入って17000円程になっていた事もあったのですが、今日は全体的な下落で現在15000円ほどになってます。
また、他の通貨もですが、ハードフォークなどが行われた後は、価格が下がる場合が多いので、そこらへんも注目していきたいと思います。
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