【仮想通貨】USDC(USDコイン)/サークルの米ドル連動のステーブルコイン/Poloniexで取引開始
- 2018.09.28
- アルトコイン
9月10日にウィンクルボス兄弟が運営する仮想通貨取引所Gemini(ジェミニ)が発行した米ドルと連動するステーブルコイン・Gemini dollar(GUSD)が取引されるようになったばかりですが、9月26日に米サークルの発行するUSDC(USDコイン)も発行されました。
USDC(USDコイン)はすでにPoloniexで取引が開始されており、取引ペアはUSDC / BTC、USDC / ETH、USDC / USDTとなっています。
他にはOKCoin、KuCoin、Digifinex、Coinplug、XDAEX、CoinExの取引所でも取引が開始されるそうで、KuCoinではすでに取引が開始されてます。
また、後々にはIDEX、Paradex等の分散型取引所でもUSDC(USDコイン)を利用できるようにするようです。
USDC(USDコイン)の特徴
USDC(USDコイン)は、CENTERによって開発された米ドルに1:1で連動したERC-20トークンです。
CENTREは米サークルの傘下にある会社で、CENTERが承認した銀行や信託会社など他の金融機関でも発行出来ます。
そして、米サークルのプラットフォームではユーザーが銀行口座から入金した法定通貨をUSDC(USDコイン)に交換したり、反対にUSDCから法定通貨へ交換して所定の銀行口座へと振り込んでももらったりする事が出来ます。
米サークルは監視と規制を目的としたCENTREの規則を遵守しなけれず、十分な米ドルの預金が銀行にある事を証明しなければなりません。
米ゴールドマン・サックスが支援する米サークルは2018年初めにPoloniexを約4億ドルで買収しています。
そして、USDC(USDコイン)の立ち上げに1億1000万ドルの資金調達をし期待の高さをうかがわせます。
取引所以外にもBitGoやTRUSTWALLET、Ledger等のウォレットとの提携も決まってます。
USDC(USDコイン)の提携先会社
私たち日本人がUSDC(USDコイン)を取引する場合は、Poloniexでビットコインやイーサリアムを送っての取引となりますね。
米サークル:https://usdc.circle.com/start
CENTRE:https://www.centre.io/
おススメ取引所
まとめ
テザー社が発行したUSDTが1:1で米ドルを本当に保有しているかどうかについての疑惑が常に付きまとっています。
USDC(USDコイン)はテザーと差別化を図る為にちゃんと米ドルと1:1で保証する為、毎月、監査報告を行うそうです。
今年に入ってからGemini(ジェミニ)が発行したGUSDやTUSD(TrueUSD)、PAX(Paxos Standard Token )に加え、独自のステーブルコイン、HavvenとCarbonも参入しています。
ステーブルコインはボラティリティーの激しい仮想通貨ではリスクを抑える時にフィアット退避したりします。
テザーがまだ取引量が多いですが、テザー以外にも色々なステーブルコインが参入してきて、これからどのように変わっていくのか注視していきたいと思います。
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