Bancor(バンコール)仮想通貨取引所の特徴と登録方法
- 2018.06.04
- 取引所
Bancor(バンコール)は2017年6月17日に設立された分散型取引所です。
分散型取引所とは
Decentralized Exchange」を略してDEX(デックス)とも言います。
通常の取引所での取引では買い手と売り手のマッチングが必要ですが、Bancor Protocolを使用すると取引相手がいなくても、自動的に計算された価格でトークンを変換してくれます。
つまりは、このトークン売りたいけど、取引があまりされていない取引所だとなかなか売れなかったりしますよね。
それを分散型取引所Bancor(バンコール)では価格を自動調整して売ったり買ったり出来るようにしてくれるのです。
Bancor(バンコール)の特徴
1.スプレッドなし
非営利の自動化マーケットメーカーによる低コストを実現
2.継続的な流動性
買い手と売り手、取引量にかかわらずいつでも任意のトークンを変換する事が出来る
3.カウンターパーティリスクなし
デポジットや取引無しで自動的に売買できる
4.個人情報登録なし
ウェッブウォレットから直接トークンを変換出来る
5.売買取引時の価格誤差は最小
Bancor (バンコール)の計算式には、価格差を最適化する仕組みが組み込まれており、注文は不要な為、価格は透明性が保たれている
6.下位互換性
既存のERC20トークンは、コード変更や手数料なしでBancor Networkを利用できる
※Bancor (バンコール)ではイーサリアム系トークンのみの変換なのでBTCやBCHには換える事はできません。
Bancor (バンコール)には仮想通貨Bancor(BNT)というものがあり、Bancor (バンコール)仮想通貨取引所ではBancor(BNT)の売買もあります。ネットワーク内のすべてのトークンはBNTと交換する事が出来ます。
仮想通貨Bancor(BNT)とは?
シンボル:BNT
公開日:2017年2月13日
最大供給量:80,036,199 BNT
Bancor(BNT)は、2017年6月12日に「ICO」による資金調達を実施し、167億円を集めることに成功しました。
これだけ多くの金額を集めるという事はそれだけ、この事業に期待してるものが大きいと言えます。
2018年6月の時価総額が240億円で、現在1BNT=約470円で取引されています。一度上げたものの一旦下落し、また緩やかに上昇しています。
Bancor(BNT)の取り扱い取引所
もちろん、仮想通貨取引所Bancor(バンコール)でも売買が出来ますが、海外大手取引所でも扱っています。
HitBTC(ヒットビーティーシー)(現在日本人は取引できなくなりました)
Bancor(バンコール)の登録方法
ログインにはSMS、Messenger(メッセンジャー)、Telegram(テレグラム)、WeChat(ウィーチャット)を使いますが、テレグラムでの登録方法を説明したいと思います。
先にTelegram(テレグラム)の公式サイトで、Telegram(テレグラム)をインストールしておきます。
Bancor(バンコール)の公式サイトへ行き、「Sign in」を押す。
4種類のログイン方法が出てくるので、Telegram(テレグラム)を選ぶ。
Telegram Desktopを開くかと聞いてくるので、開くを押す。
最初に登録したテレグラムが開いて、「Start」を押して、Bancor Botに参加する。
次Bancor Botの質問に「Yes」、「 No」、「 Skip」で答えながら進んでいく。
「Create a wallet」が出てきたら、そこを押すとパスワードを設定する画面が出てくるので、設定をする。
12語のバックアップフレーズが出てくるので、それを書き留めたら、「I’ve Written it Down」を押す。
次に12語のフレーズの確認画面が出てくるので、書き留めたフレーズを順番ずつ選択していく。
※バックアップフレーズを失くすと、Bancor walletにある資産を失うことになります。
必ず、メモをして他の人に分からない所に保管しておきましょう。
すべて入力し終わると、ウォレットアドレスが表示されます。
Bancor wallet
縦三本線の所を押し、「My Wallet」を選択すると、ウォレットを見る事が出来ます。
これで、登録は終わり、Bancor(バンコール)での取引が出来るようになりました。
ちなみに、自分のウォレットで保管したい場合はメタマスクを使う事も出来ます。
メタマスクを使った売買方法
売買したいトークンを選び、「Buy」か「Sell」を選択す。
例えば、BNTを買いたい場合「Buy」を選ぶ。
「Bancor」か「MetaMask」かのウォレットを選択が出来るので、メタマスクを選択し、「Next」を押す。
※メタマスクを選択する前にメタマスクにログインしておきましょう。
まとめ
日本人が取引できない取引所とかありますが、Bancor(バンコール)のように中央管理者を置かない取引所だと地域も関係なく売買取引出来きて、こういった取引所が増えてくれればと思います。
また、取引量が少なくてすぐに売買できない通貨に対しても取引できるのはなかなか取引が成立しないユーザーにとってもメリットなのではないでしょうか。
ただ、ビットコインやビットキャッシュ等の取り扱はなく、イーサリアム系トークンのみと現在90種類の通貨のみとなっているので、これから通貨が増えていけばもっと使いやすくなるのではと思います。
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